リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬日記

リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬について記す。

アシュトンマニュアルでのリボトリールの断薬協力得られず

病院のかかりつけの医師にアシュトンマニュアルの存在について説明した。しかし、責任を持って治療できないということで協力は得られなかった。

しかし持って行った資料の中の記述に長期的に見てリボトリールが眼瞼痙攣に良い影響を与えないという記述があったので、今日からでも断薬をはじめると言い始めた。

断薬方法を尋ねると等分に一週間ずつ減らしていくというようなお話だったので、これでは離脱症状が起きると確信したために、それは断った。離脱症状が軽い断薬方法を理解してないと判断した。

そこでもう一人常勤の医師がいるので、かかりつけの医師ではないがその人にアドバイスを求めた。彼にもアシュトンマニュアルについて説明し協力を求めたが、もしそれで事故が起きても病院として責任は持てないと言われ、だまって納得した。

しかし彼からリボトリールの断薬の方法があること教わり、大丈夫そうな感じだったので、それをかかりつけの医師に連絡を取ってその方法で断薬をすることを決めた。医者がいうには、離脱症状もほとんどなくすんなりことが運ぶと言うことだった。

私事になるがボトックスを注射して一ヶ月ちょっと、効果も思ったほどでなく、まぶたが落ちてくるのと、外で目がまぶしいのとで小さい物を見るのが難しい。断薬で小さな薬を取り扱うことが難しいので、次回ボトックス注射をうけて、目ができるだけ良い状態で断薬に望むことを決めた。

しかし驚くのは、この方法を教えてくれた医師が、その方法で問題なく何人もリボトリールから減薬や断薬をしているという彼の主張だ。こちらはネットで情報を集めてなるべく離脱症状が軽い方法を調べているのに、彼にとってはリボトリールの断薬は当たり前のようにすぐできるような言いっぷりには驚いた。私のケースの場合、その方法はアシュトンマニュアルの方法と同じくらい時間がかかる。

ただ彼の方法に不安があるのは一日リボトリールを0.5mgの錠剤を3錠服用しているのであるが、いきなり1錠断薬するという。離脱症状がでるのではないかと質問したところ、大丈夫でしょうと言われたが...。

またリボトリールベンゾジアゼピン)を長期服用していると、耐性がついて薬を服用していても離脱症状がでるという主張に、少なくとも20年医者をやってきたが、そんなことがあったら、今、大問題になっているでしょうが少なくとも私の周りはそうではないとまで言われた。

彼の言うことに嘘はないと思ったが、後日ベンゾジアゼピン離脱症候群というwikipediaのページを印刷して差し上げておいた。

結論から言うと、アシュトンマニュアルでのリボトリールの断薬には協力を得られなかったが、別の道が開けた。6月上旬に医者の指示に従って断薬を行う予定である。

最後に、根本的な疑問であるが離脱症状なしにリボトリールをやめることができるのか一抹の不安もある。医者の言うことを信じるしかない。