リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬日記

リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬について記す。

リボトリール(ベンゾジアゼピン)を断薬について

このブログは今日からリボトリールという薬の断薬についてできる限り書いておこうと思う。

私は統合失調症で、去年の2月頃、医師よりリボトリールを処方されて今日まで服用してきた。安全で効果がある薬だからと言われて疑いなく服用してきた。

それとは別に眼科でドライアイと緑内障と診断されて病院に通うようになった。薬で緑内障は今日に至るまで進行は抑えられている。

問題はドライアイの方だ。光に当たるとまぶしく感ずるようになってきた。眼科の先生に言われて、戸外では濃いサングラスをかけるようになった。

しかし去年の末から、自分の意思に反してまぶたが閉じるようになって、前が見にくい状況が発生した。

今年に入って、眼科から薬剤性の眼瞼痙攣(がんけんけいれん)と診断された。なぜなら精神科で統合失調症で少なからず薬を飲んできたからだ。行きつけの精神科の先生も眼瞼痙攣と診断され、ボトックス注射をするように勧められた。初期の症状ではまだ眼は開けていることができたが、だんだんとまぶたがぎゅっと閉じるようになって、前が見えなくなる危険性を感じたので、3月にボトックス注射をした。

しかしボトックス注射をすると2~3ヶ月は眼が閉じるのを防げると思っていた。しかし、症状は軽減されたもののやはりまぶたが閉じることがあり、その時は右目かた眼でみたりしていた。左目のまぶたを手で開けると両目が見えるという不自由な状況になった。

そこで眼瞼痙攣の原因を調べるために、病気や薬についてグーグルで検索してみた。

そこで意外な資料を発見した。下記の資料である。日本神経眼科学会で検索できる。

○ 眼瞼けいれん診療ガイドライン
http://www.nichigan.or.jp/member/guideline/keiren.jsp

この資料の中で眼瞼痙攣の原因が、私が去年2月に処方されたリボトリールという薬剤であることがわかった。それで精神科の先生にこの資料を見せようとする学会が違うとか、いろいろ理由をつけて見ようとしない。結論から言えば、精神科の方では薬剤性の眼瞼痙攣とは認めず、私が自然と羅漢したものとした。この件に関しては納得してないが、先生の判断を変えることはできなかった。何度も書くが眼科の先生は薬剤性の眼瞼痙攣であると診察している。

眼瞼痙攣があるので、病院に行く以外は自宅の家に引きこもりになっている。幸いなことに家が交通の便の良いところにあるので、病院などは行くことができる。しかし近くのスーパーに行けないわけではないが、眼が見えないまま歩くこともあるので、車や自転車にぶつかりそうになったりするので怖くてなかなか知らないところに行くことができなくなった。繁華街のように人が多いところにはいけない。人にぶつかってしまうからだ。
それが眼瞼痙攣という病気だ。

ここからは私の独断だが、眼瞼痙攣がリボトリールの原因であるとすれば薬を断薬すれば回復するのではないかと思った。そこでリボトリールという薬についてグーグルで検索してみた。いくつかの眼科のHPを調べているうちに、リボトリールという薬を断薬するのは単に薬を飲むのをやめるだけではいけない、いや勝手に飲むのをやめてはいけないことがわかった。

というのは、リボトリールを含むベンゾジアゼピン分類の薬を断薬するときに、離脱症状が発生する。たとえは悪いが麻薬吸い過ぎると(わたしは吸ったことはないが)薬物中毒になって、薬をやめるときに離脱反応(禁断症状)が起きるのと同様なものである。

麻薬じゃないんだからでは飲みつつづければいいじゃないという人もいるかと思いますが。長期間飲んでいると、薬を飲んでいても離脱症状(禁断症状)が起きるようになるからやっかいだ。精神科の先生が無知なのかわからないが先生は安全な薬と言ったが、現実は非常に危険な薬であることがわかった。

詳しくは以下の資料を参照してください。

○アシュトンマニュアル
pdfファイルですのでご注意を。
http://www.benzo-case-japan.com/prof-ashton-japanese.php

ベンゾジアゼピン離脱症候群
wikipediaを参照

○お医者さんは知らない「離脱症状・減断薬方法」
http://39shin315.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
アシュトンマニュアルを書いたアシュトン教授とのQ&Aが参考になります。

○断薬.com
「離脱に苦しむすべての人へ」の断薬Q&Aを参照
http://danyaku.com/
(注:断薬・減薬は自分で勝手にやるのは危険です。医師の指示の元やってください。)

情報は、「薬名」、「離脱症状」で検索できます。

日本では、精神科の医師が不勉強なのかリボトリールを含むベンゾジアゼピンという薬の危険性の認識が少ないのが現状らしい。

ベンゾジアゼピンの薬を飲んだ期間で、離脱症状も変わってくるので、私はアシュトンマニュアルを熟読し、断薬を行うように、精神科の医師を説得する予定です。

私みたいに20年以上統合失調症で危険な薬を処方されているのではなく、ちょっとしたストレスなどで不眠になってベンゾジアゼピンを処方されてはしゃれにならないのでアシュトンマニュアルに載っているような薬を長期間(数ヶ月)処方をされる場合は拒否された方が良いと思います。処方した先生は離脱症状のに伴う苦痛の責任をとってくれませんから。