リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬日記

リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬について記す。

両親は精神病について無理解

リボトリールを飲み始めて2年強、薬を飲んでも出てくる離脱症状が徐々に出始めた感じがする。なぜなら左手が震えるようになってきたからだ。震えを抑えるアキネトンも飲んでいるが効果がない。

今日食事の最中に、父に左手の震えを指摘された。父曰く、意識的に震えを抑えろと怒られた。無意識に震えているので、意識的には抑えることはできない。気合いで震えを抑えろとでも言うのだろうか。父は病気は自己責任という考えで、私の病気を理解しようとはしない。でも文句だけは言ってくる。これが結構ストレスになる。

母には私の病気について話しているが、精神病については楽観的な考えをもっている。現実がわかっていない。ちょっとした風邪くらいにしか思ってないと思う。

現実はこうだ。病院で私が幻聴に対して少し不安があるという言葉で、朝昼夕リボトリールの0.5mgx3を処方された。いい薬があるからというだけで、常用量依存、離脱症状の厳しさについての説明は一言もない。本来リボトリールは頓服用に使われるもので、毎日飲むような処方は想定されていないのである。私は2年強毎日飲み続けてきた。

これだけ飲むと、薬についての依存が出てくる。私の場合まだ体がリボトリールを欲してリボトリールの量が増える段階には及んでいないが、このまま飲み続けるとそうなる可能性大なのである。そのうち薬を飲んでも、薬を断薬したときに出てくる離脱症状が出てくるのである。そうなると普通の生活はできなくなる。こう書いてもわからない人にはわからないだろう。そういう人は「リボトリール 離脱症状」についてネットで調べてほしい。

私はこういうことをアシュトンマニュアルで知った。ベンゾジアゼピン系の薬のもたらす現実をこのマニュアルで知った。このまま薬を飲み続けると将来的に私は本格的な精神病になると判断した。みなさんもアシュトンマニュアルを読めばリボトリールなどのベンゾジアゼピン系の薬の怖さがわかると思う。約100ページのマニュアルだが字が大きいので2日でもあれば読めると思う。

それで今、リボトリールの減量・断薬を行うことを決めたが リボトリールをやめる際に起こる離脱症状が激しいのでそれに耐えなければならない。私の場合、薬の依存が起きているので、離脱症状も激しく、長期になる。薬を減薬・断薬しても脳の調整期間が必要で体の不調が年単位で続くのである。これは脳が正常に戻るための調整期間である。

完全にリボトリールから逃れるには年単位の時間が必要になる。

私はこんな状況にした医師をしかり飛ばしたいが、そういうわけにはいかず不満がくすぶっている。医師は薬の減薬・断薬については素人である。私がネットで調べたリボトリールの減薬量を言うと、そうなんかと感心するくらいの素人なのである。

両親は医師が言うことは絶対であると思っているので、実際に医師の能力がこういうものであるとは思いもしないだろう。

最後にもう一つ、私は医師が処方したリボトリールで眼瞼痙攣にもなっているのである。これは医師も知らない副作用であるので、責任追及できないが、医師は未だに眼瞼痙攣の原因がリボトリールとは認めないのである。

いつもこのようなことが心から離れない悩みなのである。