リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬日記

リボトリール(ベンゾジアゼピン)からの減薬・断薬について記す。

医者の認識

私はリボトリールを約2年間飲まされ続け、ある日以下のことを知った。

リボトリールは長年飲んでいると、薬を飲まなくても離脱症状が起き、体調の不良を生じると言うことだった。

それで医者の提示する減薬方法は、無謀であることを知り、数ヶ月かけてネットのある方に相談し、離脱症状がでにくい減薬方法を調べ(普通の漸減方法なのだが)それを開始した。

しかし私の担当医は私がネットで教えてもらった減薬方法をやらしてもらえているが、薬を飲み続けた場合に、薬を飲まなくても、離脱症状が起き、体調を崩すと言うことで私が減薬をしていることを認識がない。単に薬を減薬するためにやっていると思っている。

アシュトンマニュアルを読めば、そんなことはすぐにわかるが、彼らの信頼は自分たちの学会の論文にしかない。ネットとはうさんくさい物、素性の知れない情報だらけで信頼できないと思っている。

ネットでこの問題を扱っているジャーナリストが書いていたが、薬を飲まなくても離脱症状が起きた場合、その症状は離脱症状ではなく、離脱症状にいたって出てきた症状の責任にする。認識があるかはわからないがそうやってリボトリール離脱症状を闇に葬っている。

ある医師が私に言った。もしあなたの言うことが正しければ今大問題になっているがそうはなっていない。それは離脱症状を闇に葬っているからだ。

しかし新聞やラジオなどでこのベンゾジアゼピン系の薬の過剰投与に問題があることは取り上げられているが、当事者本人しかわからないような取り上げ方だ。一般の人に離脱症状と言ってわかる人は少ない。家の母に話をしてもわからなかった。

私の父母はもう老齢で、今は元気でいるが数年後に介護などが必要になったときに、薬を飲まない離脱症状で床に伏せることはできないのである。

だから今はがんばってリボトリールの減薬作業を行っている。

リボトリールを飲む人は、薬の過剰投与で(数年間毎日何錠か飲んでいる人)そのうち、薬を飲まなくても、薬の離脱症状が起きることが十分考えられる。どのくらいでそういう状態になるかはわからない。

症状が許せば、減薬をお薦めする。薬が効くのははじめのうちだけだ。